日曜日は魔法のコ

日曜日はやめられない 魔法のコ

メガネを買った話

21歳のとき初めてカラーコンタクトを着用した。
理由は、前職をやめて新しい職場になりお金にもそれなりに余裕が出てきたため、イメージチェンジをしようと試みたからだ。

 まずは髪の毛を染めた、次に、化粧を変えた。次は次はと、行くうちにカラーコンタクトに手を出した。私の中でカラーコンタクトというのはかなり恐怖の対象であった。


こう、目の中からウジ虫が湧いてでたり、なんか失明したり…。そんな動画をYou Tubeで見ていたものだから怖い怖い。


友人に相談をしてみると「それは、海外の話だしちゃんと使用方法を守れば大丈夫だよ、ズボラな性格な人は1Dayがいいかもね」とアドバイスをもらった。


私は自他ともに認める自堕落でしょうもない人間ではあるので、そのズボラさが祟ったらどうしようだなんて考えながら、カラーコンタクトを購入してみることにした。

ちなみにこの記事はステマ等をするものではないので具体的な商品名等は明記しないが、緑が好きなのでオリーブ色の、好きなモデルが着用モデルをしている、モチーフが馬やユニコーンのものを選んだ。


カラーコンタクトをして世界が変わったか?といえばそういう感じではなく、まぁ、少し目は見にくくなるし…自撮りも盛れるからいっかーぐらいな感覚でしかなかった。

もとより目がいい私は、視力を気にすることなく、そのまま外出時には着用するというスタンスを取っていた。

 

最近になって色んな人と遊ぶようになってお化粧をしたりすることが増えたので、着用頻度が増えていった。
カラーコンタクトを着用したりするときはもちろん眼球に触れることもあるっていうか触れないと着用なんてできたものではない。
それすなわち”目を傷つける”ということだ。

 

まぁ、あたり前のことであるが。

 

話を戻そう、そうこう一年ぐらいカラーコンタクト着用していくとだんだん違和感を覚えるようになるのだ。

そう、視界がぼやけて見える。

なんということだ、あんだけ視力が良かったのにこのタイミングで目が悪くなるものか…。
確かに両親からは、「20歳過ぎてから視力が落ちる」と口酸っぱく言われたものだが、そんなことは気にしてもいなかった。だって20過ぎてから一向に悪くならないんだもの。
それを半年放置続けて現在に至るのだが、もう電車の電光掲示板が見えないのでそろそろやばいと思い、”メガネ”を購入してみることにした。

昨日、ショッピングモールに行き、メガネ屋さんで3時間ほど吟味した結果金縁のアラレちゃんのようなメガネを買った。
なぜ3時間ほどかかったかといえば、あれがいいこれがいい、あ、これはいいけどレンズの色が気に入らない、これもいいでもお取り寄せに1週間もかかるのか…。
あ!あっちで出店やってる食べに行こう!

結局2つの店舗で視力検査までして、購入した”メガネ”。

レンズを調整してもらって初めてかけてみると、世界が変わった!
ふんわりぼやぼやした世界がクリアにみえるのだ。
進研○ミ風に言うなら、

「あ!これ二年前に見た景色だ!」

まぁまぁそんな感じで初メガネを購入してしまったのである。

少しだけ変わって見える世界、これもイメージチェンジのひとつなのかな、と感じた。

 

Hana Sakanai 2019.07.16