日曜日は魔法のコ

日曜日はやめられない 魔法のコ

物語の世界に旅立つということ

わたしの好きなものの一つにディズニーがあるのはご存知だろうか。これでもわたし元ではあるが年間パスポート持ち、現役時代は骨やら犬やらウサギを追いかけ回していた。
何故ディズニーにハマったかというと恥ずかしい話当時付き合っていた彼氏に影響されたからだ。わたしが語るうんちくの8割は元彼発信なのである。その元カレ(派遣君・35歳)にわたしが年間パスポートをプレゼントしようと時給850円(16歳の時)の中せっせと働いて得た10万円を元カレが派遣先を切られて就職しようとしなかったため、ブチ切れて一人で共通年間パスポートを購入した。
今思うと高校生にしては思い切った買い物ではあるがさほど後悔もしていないし気にしない。

 

わたしはそれはそれはよくディズニーに行った。ランドもシーも行けるパスポートだったが一日に何回も往復した。それほどディズニーが好き!というよりかは高校生ということもあって貧乏性が出たからだと思う。お蔭で得た知識はとんでもないことになり、遊びに行く友達に少しおせっかいをしたこともある。

友達と言えば、つい先日友人らがディズニーに行ったそうで、本当は一緒に行く予定だがこれでもしがないOL。平日はきっちりかっちり仕事をしていたためお断りしてしまったのである。おせっかいというのかホスピタリティというべきか、友人にシーとランドで3つだけおすすめポイントを教えた。
テーマは「混まない、オタクっぽくない、写真映えできる」の3個だった。ランドからは「フェアリーテイル・ホール」「カントリーベア・シアター」「キャンプ・ウッドチャック」シーからは「マジックランプシアター」「フォートレス・エクスプロレーション」「ユカタン・ベースキャンプ・グリル」をオススメしてみた。元来友人がいないわたしこういうところでいつも力出しすぎてドン引きされる傾向があるのだが、友人らは優しく聞いてくれた、良き友人を持ったと思う。おみやげ話を聞くのが今から楽しみだ。

友人にも話したのは「ディズニーの一番好きなとことは誰しもが主人公になれること」ディズニーはお客様のことをゲスト、従業員をキャストと呼ぶ。ゲストってなんかもてなされているみたいで素敵だよね。それにディズニーは周りの現実をシャットアウトしているから、世界に没入できるの。それも好きなところのひとつ。場所ごとにはちゃんと物語もあって、模様や汚れ一つにも盛大な物語の一つだと思うと本当に素敵な場所だと思う。ディズニーに着ているのにまるで絵本の世界に入ったような壮大な物語が用意されてるのは本当に素敵。

わたしはもう年間パスポートをやめてしまったけれど、ワンディでもいいからまたあの物語の世界、夢と魔法、冒険とイマジネーションに、その一部になりたいと思った。

2019.6.6 Hana Sakanai